初心者の1週間メニューの組み方|週何回・何分・どこを鍛える?
ジムに通い始めて、マシンの使い方も少しずつ分かってきた。そうなると次に出てくるのが、この疑問です。
「週に何回行けばいいんだろう」
「1回でどれくらいやればいいの?」
「今日はどこを鍛えればいいか分からない」
現場で7年間、初心者の方を見てきて感じるのは、多くの人が「その日の気分」でメニューを決めているということです。空いているマシンを順番に触る、好きな種目だけやる、昨日と同じ場所をまた鍛える。これでは、頑張っている割に体が変わりません。
この記事では、週に何回行けるかから逆算して、初心者がそのまま使える1週間のメニューの組み方をまとめます。
先に結論|通える回数でメニューは決まる
最初に答えを出しておきます。
| 週の回数 | メニューの組み方 |
| 週1回 |毎回 全身 をやる |
| 週2回 | 毎回 全身 をやる |
| 週3回 | 毎回全身、または上半身と下半身を交互に |
| 週4回 | 上半身と下半身を2回ずつ |
1回の時間は、45〜60分が目安です。
なぜこうなるのか、順番に説明します。
基本ルール|同じ部位を「週2回」鍛える
週1回より週2回の方が伸びやすい
メニューを組むときに一番大事なのは、1つの部位を週に何回鍛えるかです。
初心者におすすめなのは、同じ部位を週2回。週1回だと次のトレーニングまでの間隔が空きすぎて、せっかくの刺激がもったいない。かといって毎日同じ部位をやると、回復が追いつきません。
週2回、間を2〜3日あけて同じ部位を鍛える。これが、初心者が一番効率よく体を変えられるペースです。
同じ部位は連続した日に鍛えない
筋肉は、トレーニング中ではなく休んでいる間に強くなります。
だから、同じ部位は48時間(2日)くらい空けてから鍛えるのが基本です。昨日脚をやったなら、今日は脚以外をやるか、休む。これを守るだけでも、メニューの組み方がずいぶん整理されます。
週2回の人|毎回「全身」をやる
週2回しか通えない人は、毎回全身を鍛えます。部位を分けてしまうと、それぞれの部位が週1回になってしまうからです。
曜日は、間を2〜3日あけるのがポイント。月曜と木曜、火曜と金曜、水曜と土曜などの組み合わせがおすすめです。
メニュー例(毎回同じでOK)
| 部位 | 種目 | 回数×セット |
| 脚 | レッグプレス | 10回×3セット |
| 胸 | チェストプレス | 10回×3セット |
| 背中 | ラットプルダウン | 10回×3セット |
| 肩 | ショルダープレス | 10回×2セット |
| お腹 | アブドミナル(腹筋マシン) | 15回×2セット |
全部で5種目、約45分です。
毎回同じメニューで構いません。むしろ同じ種目を繰り返す方が、フォームが安定し、重さの伸びも分かりやすくなります。重さの決め方は、前回の記事で詳しく書いています。
> [内部リンク:「ジムで誰も教えてくれない3つのこと|重さの決め方・マシンのシート調整・スクワットのフォーム」記事へ]
週3回の人|全身×3、または上下を交互に
週3回通える人には、2つのパターンがあります。
パターンA|毎回全身(月・水・金など)
週2回のメニューを、そのまま週3回やるやり方です。始めたばかりの人はこちらがおすすめ。覚える種目が少なく、迷いません。
パターンB|上半身と下半身を交互に
慣れてきたら、上半身の日と下半身の日に分けます。1回あたりの種目を増やせるので、それぞれの部位をしっかり追い込めます。
| 週 | 月 | 水 | 金 |
| 1週目 | 上半身 | 下半身 | 上半身 |
| 2週目 | 下半身 | 上半身 | 下半身 |
2週間で見ると、上半身も下半身も3回ずつ。平均すると、ほぼ週2回のペースになります。
週4回の人|上半身と下半身を2回ずつ
週4回通えるなら、上半身の日を2回、下半身の日を2回にします。各部位がきっちり週2回になる、一番きれいな形です。
曜日の例:月(上半身)・火(下半身)・木(上半身)・金(下半身)
上半身の日のメニュー例
| 部位 | 種目 | 回数×セット |
| 胸 | チェストプレス | 10回×3セット |
| 背中 | ラットプルダウン | 10回×3セット |
| 背中 | シーテッドロウ | 10回×3セット |
| 肩 | ショルダープレス | 10回×3セット |
| 腕 | アームカール | 12回×2セット |
下半身の日のメニュー例
| 部位 | 種目 | 回数×セット |
| 脚全体 | スクワット(またはレッグプレス) | 10回×3セット |
| 太もも前 | レッグエクステンション | 12回×3セット |
| 太もも裏 | レッグカール | 12回×3セット |
| お尻 | ヒップアブダクション | 15回×2セット |
| お腹 | アブドミナル(腹筋マシン) | 15回×2セット |
マシンに慣れてきたら、一部をダンベルやバーベルの種目に置き換えていくと、さらに効果が上がります。
> [内部リンク:「「マシンだけ」からフリーウェイトを使ってみよう!」記事へ]
1回のトレーニングの流れ|45〜60分の使い方
メニューが決まったら、1回のトレーニングはこの流れで進めます。
1. ウォームアップ(5〜10分):軽い有酸素運動で体を温める。最初の種目は、軽い重さで1セット練習してから本番に入る
2. 筋トレ(30〜40分):大きい筋肉の種目から先にやる(脚・背中・胸 → 肩・腕・お腹の順)
3. 有酸素運動(必要なら10〜20分):減量中なら、筋トレのあとに行う
セット間の休憩は1〜2分
セットとセットの間は、1〜2分休みます。スマホを見ていると5分、10分とあっという間に過ぎてしまうので、タイマーを使うのがおすすめです。休みすぎると体が冷えて、トレーニングの時間もどんどん延びていきます。
長くやればいいわけではない
「せっかく来たから」と2時間トレーニングする人もいますが、初心者には必要ありません。集中力が切れてフォームが崩れやすくなるうえ、続けるのがしんどくなります。
60分以内で終わらせて、次も来たくなる状態で帰る。これが一番続きます。
トレーニングのあとはタンパク質を
トレーニングの日は、食事でしっかりタンパク質を摂ることも忘れずに。食事だけで足りないときは、プロテインで補うと手軽です。私が一番に勧めているのはエッグプロテインで、その理由はこちらの記事で詳しく書いています。
> [内部リンク:「プロテインの選び方完全ガイド|トレーナーが「エッグプロテイン」を一番に推す理由」記事へ]
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メニューを続けるための3つのコツ
1. メニューはスマホにメモしておく
ジムに着いてから「今日は何しよう」と考えるのが、一番時間のムダです。メニュー・重さ・回数をメモアプリに残して、それを見ながら進めましょう。前回の記録があれば、今日どれくらいの重さでやるかもすぐ決まります。
2. 最低4週間は同じメニューを続ける
新しいメニューを試したくなる気持ちは分かりますが、最初の4週間は同じメニューを続けてください。同じ種目を繰り返すことで、フォームが固まり、重さも伸びていきます。メニューを変えるのは、その後で十分です。
3. 行けなかった週は「回数を減らす」だけでいい
週3回の予定が、忙しくて週1回しか行けなかった。そんなときは、メニューを変えず、全身メニューを1回やればOKです。予定どおりにいかなかったからといって、全部やめてしまうのが一番もったいないです。
まとめ|通える回数から逆算すれば迷わない
– 基本は同じ部位を週2回、間を2日空ける
– 週2回:毎回全身
– 週3回:毎回全身、または上下を交互に
– 週4回:上半身と下半身を2回ずつ
– 1回は45〜60分。大きい筋肉から先に、セット間は1〜2分
– 最初の4週間は同じメニューを続ける
メニューが決まっていると、ジムに着いた瞬間から迷わずに動けます。迷う時間がなくなると、それだけで「行くのが面倒」がかなり減ります。
まずは、自分が週に何回通えるかを決めるところから。それが決まれば、メニューはこの記事のとおりに組めば大丈夫です。
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